Jリート成長への課題 第2回 社会の公器として 求められる不断の努力 不動産証券化協会総括参与 内藤伸浩
住宅新報 2015年1月27日 号 10面
連載: Jリート 成長への課題
Jリートは、政府・市場関係者のご努力により、不動産と金融を融合し、社会資本整備に必要な資金を供給する公器としての地位を確立した。 政府の経済政策で取り上げられたり、日銀オペレーションやGPIF運用の対象になったりしたことは、その象徴だろう。公器の地位は、制度・運営両面で安定性・信頼性・透明性を確保することで初めて得られる。
多くの課題乗り越え
筆者はJリートの市場草創期に、業界の一員として制度設計にかかる関係当局との協議や実際のファンドの基本設計に携わってきた。しかし組成の実施局面では思わぬ制度的不都合が判明したり、想定外の障害が発生したりした。 Jリートが上場を果たした後も、改善すべき課題は現れた。そうした課題に、関係当局への改善要望を含めて、ファンド各社あるいは当協会が丹念な取り組みを重ねてきたことが、今日のJリート市場につながっている。

























