新規投資意欲は最高水準 期待利回りは全物件種で低下 不動研 10月現在「不動産投資家調査」
住宅新報 2014年12月2日 号 9面
日本不動産研究所が10月現在で実施した「不動産投資家調査」によると、今後1年間の投資に対する考え方に関する質問で、「新規投資を積極的に行う」と回答した投資家が94%と、前回(4月現在92%)を2ポイント上回り、07年10月と並ぶ過去最高水準になったことが分かった。過去最低はリーマンショック後の09年4月(45%)だが、5年半でファンドバブルといわれた時期の水準まで戻したことになる。このほか、「既存所有物件を売却する」は22%、「当面、新規投資を控える」は4%で、それぞれ前回より減少した。
調査は99年4月から年2回、アセットマネージャー、開発業、生命保険、投資銀行、年金基金、不動産賃貸業などの投資家を対象に実施しているもので、今回で31回目。238社を対象に行い有効回答は160社。
また、投資物件の取得競争が過熱する中で、不動産投資家の期待する利回り動向はほぼ全アセットで低下した。Aクラスビル(オフィス)の期待利回りは、東京の「丸の内、大手町地区」が4.0%と前回比で変動なしだったが、「日本橋」「虎ノ門」などの調査対象地区は0.1~0.2ポイント低下。これは地方都市にも波及し、主な政令指定都市でも全調査対象でも同じ下げ幅で利回りは低下した。
























