点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 「私募ファンド」シリーズ(21) 福岡で投資商品の先駆け 玄海キャピタルマネジメント代表取締役松尾正俊氏に聞く
住宅新報 2014年11月18日 号 5面
連載: 点検 不動産投資

まつお・まさとし=06年に玄海キャピタルマネジメントを立ち上げ代表取締役就任。バリューアップ戦略を得意とする不動産ファンドマネジメント業務とアドバイザリー業務を中心に、現在総額約3000億円のオフィスビル、ヘルスケア不動産、地方の大型商業施設等の投資管理・運営を手掛ける。14年からアジアのヘルスケア不動産ファンドの組成に参加し、シンガポール市場での上場準備中。現職以前は福岡リアルティで社長を務め福岡リートの組成および上場を成功させたほか、リーマン・ブラザーズの不動産投資部門、三井不動産の開発及び米国小会社での財務等の経験を持つ。東京大法学部卒。
私募ファンドシリーズ21回目は、玄海キャピタルマネジメントの松尾正俊社長へのインタビュー前半。国内外を問わず地域の垣根を超え、「投資家が投資できる商品をつくる」ことに全力を注ぐ松尾社長に、同社の戦略や、不動産投資市場を展望してもらった。
――初めて地方圏を地盤にした福岡リート投資法人の上場を手掛けられました。
松尾氏 05年にJリートに上場した福岡リートを立ち上げた当時は、東京の景気がよくなり出していた時期で、ちょうど時の小泉政権が地方の再生に向けた動きも出始めて、今の状況と非常に似ている。また地方で不動産証券化を普及させたいという国土交通省や金融機関の意向があったことや、福岡が自分の出身地だったこともあり、地域特化型のリート上場に挑戦する環境も十分整っていた。
























