景気指数が3カ月連続悪化 安倍内閣発足以降で初 中小企業中心に低迷広がる
住宅新報 2014年11月11日 号 12面
帝国データバンクによると、10月の景気DIは前月比1.0ポイント減の44.1となり、安倍内閣発足以降で初めて3カ月連続の悪化となった。コスト上昇分を吸収できない中小企業を中心に景況感の悪化が広がり、全国的に低迷している。今後は上昇基調で推移するとみられるが、「一転して下降に転じるリスクもある」と同社は分析している。
業界別では、「運輸・倉庫」を除く9業界が悪化。「小売」は消費税引き上げによる反動減からの回復が遅れ、2カ月連続で悪化した。「不動産」は前月比1.8ポイント減の45.2で2カ月ぶりの悪化。調査対象の企業の声としては、「分譲中のマンションの集客が進まない」「増税や物価上昇で、生活維持に目が向いており、住宅新築を先延ばしにする傾向にある」としている。
今後の見通しとして、同社は、「日銀が追加の金融緩和を行い、大企業や輸出企業には好材料となるが、輸入企業や内需中心の中小企業にとっては収益を圧迫し、企業実績を悪化させる一因となる」と警戒している。
























