11月に第6回インスペクター試験 「コミュニケーション力」も磨く 日本ホームインスペクター協
住宅新報 2014年9月9日 号 10面
08年の第1回試験から6年。この間、中古市場拡大を実現するための政策が次々と打ち出されてきた。インスペクションの普及もその1つとされ、13年には国交省がガイドラインを公表。民間では「インスペクション」を掲げたサービスが目立つようになり、インスペクター試験の受験者も2年連続で1000人を超えた。
インスペクターには当然ながら、診断のノウハウが必須。同試験でも、「ほぼ二級建築士レベルの知識」(栃木理事)を問う問題が出題される。それと並ぶ重要な要素として、栃木理事は「コミュニケーション能力」を挙げる。
同協会ではインスペクションの主な利用目的を、「物件の購入や売却前の段階で建物の状態を知っておくため」としている。つまり、不動産取引が前提となるケースが中心だ。そのため、事情が込み入った場面にも遭遇するという。「例えば依頼を受けて現場に行くと、依頼者の父親が『本当は売りたくない』と話し出すケースもある」(同理事)。そんなときに求められるのが、依頼者と円滑にコミュニケーションを取る力、というわけだ。同試験では状況を想定した上で、そのスキルに関する設問を例年出題している。
























