証券化協会岩沙会長 「投資市場、堅調に推移」 税会不一致解消へ ヘルスケアの取得促進も
住宅新報 2014年9月9日 号 3面
不動産証券化協会(岩沙弘道会長)は9月4日、都内で理事会後の記者懇談会を開いた。岩沙会長は、「現在の不動産投資市場は堅調に推移している。特にJリート市場については、安定的な配当利回りに対する評価に加え、賃料相場の上昇など不動産市況の先行きへの期待感が高まっていることが好調の大きな要因になっている」との見解を示した。
今年1月以降は、18件の公募増資と、3件の新規上場が行われ、現時点での物件取得額は1兆円となった。同会長は、「昨年の取得規模には及ばないが、過去10年間の年平均が1.1兆円であることを考えると、通常の外部成長のテンポ以上の活況を呈していると思う」と述べた。
また、税制改正要望として掲げている事項の1つ「投資法人等の税会不一致による二重課税を防止する手法の導入」については、「導管体としての安定性を一層高めるために重要な施策であり、抜本的な解決が図られるよう取り組んでいく。この二重課税は、例えば定期借地権付き建物を取得した際などに発生する懸念がある。これを解消することでJリートによるヘルスケア施設の取得も進むと考える」と話した。
























