最新リポート 不動産投資 オフィス野中代表取締役/住宅コンサルタント 野中清志 ワンルーム用地、取得難に 人気の都心商業地で競争激化
住宅新報 2014年6月24日 号 23面
ワンルームマンションが建設されるのは、大半が都市部の駅周辺の商業地域である。その土地取得合戦が過熱してきている。背景にあるのは、デフレからインフレに向かう中で土地の売却件数が減っていること。地価上昇の期待感から、土地所有者のいわゆる売り惜しみ現象が発生しているのだ。更に、不動産業界以外の小売や外食大手が、店舗用不動産の取得に動き始めている。賃借料を払うより、自社で購入した方が中期的に有利になると判断しているためだ。
通常、土地代については一種100万や150万などの指標が使われる。例えば100坪の土地で容積率が500%なら、建築可能な床面積は最大500坪。その土地が8億円なら一種160万円だ。川崎付近で既に100万円前後、都心3区ともなれば150万円以上。更に建築費の上昇により、ワンルームの戸当たり建築費も1200万円を超える勢いである。
機関投資家の属性多様化 安定した賃料収入に着目
























