【5月の天気模様】
「晴れ」が前月の18地域から12地域に急減。過去最多の23地域を記録した2月から、わずか2カ月で半減した。一方で「雨」は、1地域から3地域に増加。全体的に「晴れ」と「薄日」(17地域、前月は14地域)が多い状況は変わらないが、前月から天気模様が悪化した地域が19地域(前月は10地域)とほぼ倍増しており、上昇基調に失速感が出ている。このほか「小雨」は5地域(同6地域)、「曇り」は10地域(同8地域)だった。その中で九州地方は様相が異なり、上昇基調の県が目立つ。
【北海道・東北】
北海道(1264万円、前月比1.7%下落)は「晴れ」を維持したものの、連続上昇は7カ月でストップ。札幌市(1310万円、同1.3%下落)は流通事例が多い中央区(1589万円、同2.0%上昇)が値上がりしたが、豊平区(1139万円、同4.4%下落)や西区(1198万円、同4.1%下落)が比較的大きく下げている。
宮城県(1764万円、同0.4%下落)も「晴れ」だが、仙台市(1821万円、同0.4%下落)と共に弱含み。同市については流通事例数が最も多い青葉区(1871万円、同1.2%下落)、次いで多い太白区(1636万円、同3.7%下落)が値下がりした影響が出た。
秋田県(1550万円、同3.7%上昇)は1500万円の大台を突破。秋田市(1609万円、同0.7%下落)は値下がりしたが、流通事例数が前月比で約1.5倍増えたことにより、県平均価格が上振れた。
福島県(1422万円、同0.7%上昇)は3カ月連続で値上がりし、前月に続いて「晴れ」。13年末より上昇基調に乗せ、ここ半年間で約100万円値上がりしている。
【関西地方】
京都府(2254万円、同0.8%下落)と滋賀県(1600万円、同1.6%上昇)が「晴れ」。京都府はわずかに下落したが、2000万円台前半の水準を維持している。
【中国地方】
広島県(1618万円、同1.4%下落)は「薄日」から「曇り」に天気模様が悪化。広島市(1694万円、同0.7%下落)も1700万円を割り込んだ。同市では流通事例の多い中区(2111万円、同1.8%上昇)と西区(1543万円、同2.0%上昇)が上昇基調だが、東区(1698万円、同2.9%下落)と南区(1931万円、同1.9%下落)がそれぞれ値下がり。また、呉市(1460万円、同2.7%下落)や福山市(1446万円、同4.4%下落)など広島市以外の主要都市で下落傾向が強まっている。
【九州地方】
福岡県(1443万円、同0.6%下落)はわずかに下げたが、福岡市(1686万円、同0.4%上昇)は上昇。主要行政区の中央区(2132円、同1.0%上昇)、博多区(1495万円、同2.0%上昇)、早良区(2111万円、同1.0%上昇)が上昇した影響とみられる。
鹿児島県(1717万円、同4.5%上昇)は3カ月連続で上昇し、1700万円の大台を超えた。平均築年数は18.3年。それよりも新しい長崎県(1630万円、平均築年数17.2年)や宮崎県(1473万円、同17.0年)を上回る価格水準となっている。
前月に反転下落した沖縄県(2110万円、同4.5%上昇)は、再び大きく値上がり。那覇市(2154万円、同4.4%上昇)の復調が下支えしている。ただし、宜野湾市(2041円、同1.4%下落)などその他の主要都市は依然として下落基調だ。

























