点検 不動産投資 宮城大学事業構想学部教授 田辺信之 「環境と不動産」シリーズ(36) 総括後半 優れた『環境不動産』の先端的対応 グローバルな評価に結びつける
住宅新報 2014年6月10日 号 5面
連載: 点検 不動産投資
第3に執務環境や居住環境の向上につながる「環境品質」に関しては、オーナーが不動産の魅力づけ、サービスの付加価値向上などを目的として実施するものであり、その対価をテナントに請求できるかどうかは、基本的に市場原理に委ねられています。ただし、前述した省エネのように、それが「環境負荷」の軽減にもつながる場合には、市場原理に委ねるだけでなく、テナントとの負担の分担、公的支援などを絡ませる必要があるでしょう。
「環境負荷」が課題
このように整理してくると、環境不動産を推進するための課題は、主に「環境負荷」への対応に関するものであることが分かります。この普及のためには、次の3つのポイントが重要になってきます。
























