ARES 私募ファンド実態調査 運用資産額、前年よりも減少 市況回復で短期収益狙いも
住宅新報 2014年4月8日 号 9面

ファンド予定運用期間の推移
不動産証券化協会(ARES)はこのほど、会員を対象とした「不動産私募ファンド実態調査」(13年12月末時点)をまとめた。前年と比べて運用資産額は減少し、調査開始以来初めてJリートの規模を下回った。また、全体としては長期安定的な運用志向が続いているが、市況回復を反映し、一部で運用期間の短期化など短期収益を狙う動きも見られた。
同調査は昨年12月に実施し、209社から回答を得た。それによると、同協会会員の不動産私募ファンド運用資産額は約10兆3000億円で、前年よりも2.4%減少。前回調査までは一貫して上回っていたJリート運用資産額を初めて下回った。13年のJリート市場は物件取得が活発で、年間の取得額は過去最高だった。市場関係者からは、有期の不動産私募ファンドからJリートもしくは私募リートへ不動産が動いているとの声があるという。
また、私募ファンドの運用資産の内訳は、物件数ベースではオフィスが増加し、住宅が減少した。資産額ベースでみると、オフィスの比率が年々増加しており、今回は59%を占めた。
























