1月の天気模様
14年1月の中古マンション価格天気図は、前月に引き続き「晴れ」の地域が最多となった。価格の上昇傾向がより鮮明になっている。
価格の上昇傾向を示す「晴れ」が14→17地域に増加。前月に「晴れ」だった地域はすべてこれを維持し、「薄日」だった地域のうち東京都(3752万円、前月比0.8%上昇)、神奈川県(2448万円、同0.5%上昇)、長崎県(1570万円、同2.7%上昇)の3都県が「晴れ」に転じた。また、天気が悪化した地域が5→2地域に減り、反対に改善した地域は8→11地域に増加。この点を見ても、価格動向が全国的に上昇基調で推移していることが分かる。
このほか「薄日」は11地域で、前月と同じ。「雨」が7→6地域、「小雨」が6→5地域、「曇り」が9→8地域へとそれぞれ減少した。
【北海道・東北】
北海道(1212万円、前月と同値)は前月と同じ「晴れ」。ただ、札幌市(1254万円、同0.9%下落)はやや下げた。西区(1227万円、同2.8%上昇)や北区(1138万円、同2.2%上昇)が上昇した一方、流通の事例の多い中央区(1472万円、同1.8%下落)と南区(793万円、同5.1%下落)が下落した。
宮城県(1761万円、同0.7%上昇)では、上昇基調が続く仙台市(1813万円、同0.8%上昇)が1800万円を突破。青葉区(1863万円、同0.3%下落)がやや下げたものの、そのほかの若林区(1947万円、同2.3%上昇)や太白区(1706万円、同2.5%上昇)、泉区(1769万円、同3.6%上昇)が上昇している。
【北陸地方】
富山県(1249万円、同4.7%上昇)は平均築年数(18.5年)が1年新しくなったこともあり、大幅に上昇。流通事例の多い富山市(1318万円、同6.1%上昇)が県全体の相場を押し上げた。
【中国地方】
広島県(1600万円、同1.6%下落)の天気模様は、広島市(1649万円、同2.0%下落)の軟調が響き、「薄日」から「曇り」に悪化した。同市で流通事例が100を超える中区(1961万円、同3.4%下落)と西区(1543万円、同0.9%下落)が下げている。その一方で、安芸区(1486万円、同4.7%上昇)や佐伯区(1524万円、同2.5%上昇)は上昇基調だ。
【四国地方】
四国地方は2カ月連続で「晴れ」の高知県(1458万円、同0.9%上昇)を筆頭に、下落基調が薄まりつつある。
徳島県(1045万円、同2.5%上昇)も2カ月連続で、1000万円台で推移。徳島市(1221万円、同1.5%上昇)が県の平均価格を下支えしている。
【九州地方】
九州地方は、鹿児島県(1587万円、同1.9%上昇)を除く全県が晴れ。福岡県(1443万円、同1.0%上昇)では、福岡市(1690万円、同1.2%上昇)が1700万円目前である。流通事例の多い中央区(2186万円、同1.3%上昇)、東区(1437万円、同1.4%上昇)、博多区(1401万円、同3.7%上昇)、南区(1336万円、同1.3%上昇)が軒並み上昇した。
大分県(1281万円、同2.5%上昇)は、流通事例の多い大分市(1325万円、同5.5%上昇)のほか別府市(1287万円、同3.6%上昇)が上昇した。
沖縄県(2265万円、同0.8%上昇)は3カ月連続で2000万円台。流通事例の多い那覇市(2306万円、同8.0%上昇)の大幅上昇が寄与した。浦添市(2070万円、同12.0%)や宜野湾市(2014万円、同13.7%上昇)もそれぞれ上昇しているが、流通事例数が那覇市の1割強程度にとどまり、県平均価格へ影響は小さい。

























