三幸エステート調べ 13年第4四半期 成約賃料、3期ぶり上昇 「内部増床」で空室率も改善
住宅新報 2014年2月11日 号 9面
三幸エステートはこのほど、ニッセイ基礎研究所と共同開発した成約賃料に基づくオフィスマーケット指標「オフィスレント・インデックス」の13年第4四半期版を発表した。東京都心部Aクラスビルの賃料が3期ぶりに上昇するなど、都心3区大規模ビルと共に先行指標である内部増床が増え、賃料の底打ち、市況回復の動きが広がっているという。
都心部Aクラスビル(都心5区とその周辺、延べ床面積1万坪、基準階貸室面積300坪以上、築15年以内)の賃料は前期比で坪当たり1109円(4.2%)上昇し、2万7768円(共益費除く)まで戻した。13年第1四半期以来3期ぶりの上昇で、大きな流れとして上昇局面の中での調整途上と見ている。空室率は6.8%(前期比1.1ポイント低下)で、12年第1四半期以来の6%台となった。新規供給が低水準にとどまっていることに加え、既存テナントによる内部増床ニーズが背景にある。
「内部増床の増加は本格的なオフィス需要回復の先行指標。大規模、大型、中小規模ビルでも増えていることが確認できた」(今関豊和チーフアナリスト)という。
























