首都圏賃貸マンション市況 三井不動産住宅リース社長 角田義仁氏に聞く 高級物件、賃料戻し基調 2割下げ後 11年9月底にじりじりと
住宅新報 2013年11月26日 号 20面

角田義仁社長
三井不動産住宅リースは三井不動産グループの賃貸マンションの管理運営事業を手掛け、この9月に管理戸数が5万戸を突破した。東京23区内の住宅特化型Jリートの取扱戸数で1位、都内の鉄筋コンクリート造り賃貸マンション管理戸数もトップである。管理物件は東京ミッドタウン、芝浦アイランドなど超高級・大型ものから一般サラリーマンを対象としたものまで幅広い。角田義仁社長に、賃貸マンション市況動向と同社の展開などを聞いた。 (柄澤浩)
――08年のリーマンショックから今日まで、賃貸マンション市況は大きく揺れ動きました。
「07年の米国サブプライムローン問題から市況は冷え込み、翌年のリーマンショックで一挙に悪化し、賃料の下落が2年以上続いた。当社の成約データによると、都心3区の場合、賃料の平均値は20%下がったところで下げ止まり、11年9月を底にジリジリと上がり始め、現在は底から5%上昇したピーク時比15%下落の水準まで戻している。また、東京23区内の賃料平均値は10%下げたところで止まり、現在はそれより5%高いピーク比5%ダウンの水準にある。足元の市況は、アベノミクスによる景気回復期待もあって好調だ。こうした推移を見ても、賃貸マンションはオフィスビルと比べ、賃料の変動幅は小さく、比較的安定していることが分かる」
























