細野透×殿木真美子 旬な作品 住宅レビュー 103 緑に包まれたエコで健康な住宅 コミュニティ形成にも腐心 「エコヴィレッジ蓮根みなみ公園」 リブラン
住宅新報 2013年1月15日 号 12面
連載: 旬な作品 住宅レビュー

中高層分譲マンションを手がけるリブラン(東京都板橋区、鈴木雄二社長)の主力ブランドは「エコヴィレッジ」。そのコンセプトは、緑を育てる、風の通り道を設ける、天然素材を用いるなど「自然の力」を掘り起こして、(1)緑に包まれた、(2)エコで健康な住宅を実現させ、かつ(3)コミュニティを育てていくことにある。特徴的なのは「エコな器」を用意するだけではなく、入居者が触れ合う「ヴィレッジ」の形成を目指そうとする姿勢だ。
同社は最近、年間4~5棟(200~250戸)を供給。12年10月には「エコヴィレッジ蓮根みなみ公園」の第1期販売を開始した。所在地は板橋区蓮根1丁目で、都営地下鉄三田線蓮根駅徒歩7分。四周を道路に囲まれ南側に公園を望む約2951m2の敷地に立つ、6階建て36戸のマンション。専有面積は約66~71m2、価格は3988万~4618万円。フォルム建築計画研究所の設計、川村工営の施工で、13年11月に竣工する。
まず、その図面集が面白い。間取り図の横に「通風経路」を示す図が添えられ、バルコニー→リビング・ダイニング→廊下→玄関→室外などへと至る「風の通り道」が描かれている。サッシには開き制限をかけた通風防犯用ストッパーがつけられ、玄関には通風専用のブリーズウィンドウを設置。風の量をコントロールできるように、居室の扉は引き戸になっている。

















