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スタンダード会員限定田畑価格が20年連続下落 後継者不足など要因 不動研調べ

住宅新報 2012年10月2日 号 7面

不動産テック・DX

 日本不動産研究所の調査によると、12年3月末時点の田畑(宅地見込みなどが織り込まれ、著しく高額な価格を除いたもの)の実測10アール(1アール=100m2)当たりの全国平均価格は、田は83万2425円(前年比1.6%下落)、畑は47万6608万円(同1.8%下落)だった。

 田価格は、長期的には農業経営の先行き不安などから規模拡大意欲が減退しており、水田を購入してまで規模拡大する経営者が少ないようだ。このため、1993年以降20年連続の下落となった(92年価格は119万2792円)。価格下落要因を細かく見てみると、「農業後継者の減少」が24.0%でトップ。次いで「米価の下落」(22.3%)、「買い手がない」(21.6%)、「高齢化」(21.3%)の順になっている。前回と比べて、米取引価格の回復により「米価の下落」を理由とする割合は10.7ポイント下落した。米の主産地である東北・北陸についてみると、前回に比べて東北の「米価の下落」(38.9%)は13.6ポイント、北陸の「米価の下落」(33.3%)は8.5ポイント低下したものの、これらの地区では「米価の下落」が依然として第1順位の下落理由となっている。他の地区に比べて水田農業への依存度が比較的高いことの表れのようだ。

 畑価格についても下落傾向に歯止めがかかっていない。1992年以降21年連続の下落(1991年価格は68万1347円)。「買い手がない」(23.3%)、「農業後継者の減少」(23.0%)、「高齢化」(22.6%)などが、主な価格下落の要因として挙げられている。

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