細野透×殿木真美子 旬な作品 住宅レビュー (88) 国産材エコ住宅の先端例 八王子市「シルクハット月舞台」 「月的寓居シリーズⅠ」 杉坂建築事務所・落合俊也設計室長
住宅新報 2012年9月25日 号 14面
連載: 旬な作品 住宅レビュー

居間・食堂(階段の手前)からデッキを見る
建築家の落合俊也氏(杉坂建築事務所取締役設計室長)が手がけてきた、住宅「月的寓居シリーズ」には、語り尽くせないほどの物語が詰まっている。「寓居」とは、自分の住宅を謙虚に表現するときに使う言葉。
老舗の住宅雑誌『住宅建築』2011年12月号は、自社で設計から施工までを行う建築事務所・工務店7社がつくった、「意匠・性能・技法」の面で優れた木造住宅の特集を組んだ。分かりやすくいうと、「腕のいい建築事務所・工務店特集」で、オークヴィレッジ、杉坂建築事務所、番匠、深田真工房、里仁舎、シンケン、梅田工務店の7社が登場した。
このうち、杉坂建築事務所(東京都世田谷区)は、いち早く国産材利用に着手して、国産材の家づくりを先導しながら、優秀な工務店を育ててきた会社である。現在は年間で平均25棟(坪単価80万~100万円)を、設計・施工する。

















