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スタンダード会員限定地所、DX・イノベの新拠点 有楽町エリアで価値創造 既存ビル1フロア改修

住宅新報 2020年9月1日 号 4面

  • カフェラウンジ「Join 4ths」

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三菱地所は、有楽町エリアの「新東京ビル」(東京都千代田区丸の内3丁目)の4階を全面改修し、DX(デジタルトランスフォーメーション)やイノベーションを促進する新拠点「Shin Tokyo 4TH」を開業した。賃貸オフィスとカフェラウンジ、シェアキッチン付き多目的スペースを組み合わせ、入居企業もDXやイノベーションを促進する企業を誘致した。交流イベントの実施や共用部の壁にアートを配置することで、コミュニケーションや新たな発想が生まれやすい環境を整える。同社の千葉太執行役専務は、新型コロナの影響を踏まえた上で「オフィスのあり方を具体化したものだ。新たな価値を生み出す場になる」と期待を込めた。

 同拠点は、新東京ビル4階フロア約1926坪を改修。改修にあたってのデザインコンセプトは出会いや活気がある「Market(市場)」で、カフェラウンジやシェアキッチン、スタジオといった機能を設け、廊下を回遊して行動範囲を広げる。

 入居企業は、プログラミングスクール「TECH CAMP」を運営するDIVやMaaS事業を手掛けるモネテクノロジーズ、起業家や大企業内新規事業創出を支援するボーンレックス、AIカメラを使って体温測定などオフィスやホテルなどに様々なサービスを提供するAWLなど9社が入居。スタートアップにとってコロナ下におけるオフィスの価値が「顔を突き合わせることで、イノベーションのスピードが上がる」(北出宗治AWL社長)と、入居企業としての考えを示した。

 同社が有楽町再構築の大きな柱に位置付けているのは、文化・芸術であり、同拠点にも現代アートを共用部の壁に導入し、アートとオフィスの融合を図る。現代アートは、約半年で入れ替わる予定。専有部は、最小1スパン35坪から賃借可能で、天井高3メートルを確保。賃料は新東京ビルの他フロアより高く設定した。契約率は約9割(8月27日時点)に達している。

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