賃貸市況、持ち直しか 秋商戦賃料横ばいから一部上昇
住宅新報 2017年11月7日 号 1面

インターネットによる住まい探しが当たり前になっている時代。IT重説も本格運用となり、今後の賃貸住宅市場にどんな影響を与えるか、注目される(写真はイメージ)
秋の賃貸商戦が終盤へと近づいている。10月下旬に台風が2度日本列島に上陸。宅建試験が行われた中旬の15日も秋雨前線の影響で大雨と、天候には恵まれなかったが、人出は例年と変わらないという。ユーザーがインターネットで事前に〝当たり〟をつけているため、特に休日にこだわらず来店しているようだ。取引件数も増加しており、特にシングル向き新築の取引件数は好調だ。
アットホームの調査によると、秋商戦序盤の9月の首都圏における取引件数は1万8586件で、前年同月比5.4%増となり、3カ月連続でプラスとなった。昨年は1万7628件で9月としては例のない低水準だったが、なんとか持ち直した格好だ。
「成約件数は今年の6月まで16カ月連続で前年比マイナスだったが、プラスに転化した。特に8、9月は新築マンション・アパート、中古マンション・アパートすべてが増加している」(アットホーム業務推進部シニアリサーチャー岩田紀子氏)。
「エリア別では埼玉が悪く、面積別でもすべて減少している。これは、以前他エリアが悪かったとき、埼玉の成約件数は良かった。この反動ではないか」(同氏)。






















