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第一生命と大和証券グループが賃貸住宅の不動産私募ファンドを共同組成

投資
第一生命と大和証券グループが賃貸住宅の不動産私募ファンドを共同組成

 第一生命保険とそのグループ会社である第一生命リアルティアセットマネジメント、大和証券グループ本社の子会社である大和リアル・エステート・アセット・マネジメントは1月30日、国内有数の不動産私募ファンド(以下・同ファンド)を共同で組成したと発表した。同ファンドは、東京・大阪に所在する賃貸住宅9棟を裏付け資産とする。総資産規模約155億円で運用を行う。

 同ファンドは第一生命が主要投資家としてエクイティ投資を実施し、大和リアルがアセットマネジャーを担う体制で運営される。両社の強みを掛け合わせることで、賃貸住宅分野における運用ノウハウの融合を図る。第一生命と大和リアルは今後の不動産私募ファンド分野での継続的取り組みを目的とした協定書を締結し、投資機会の拡大を検討していくとしている。

 同ファンドの裏付け資産となる9棟の賃貸住宅は、賃料上昇が期待される東京・大阪の物件に重点を置く。中でも都市部の住宅ニーズが高いエリアを中心に、安定した収益獲得を目指す構成となっている。両社は将来的なスキームの拡充につなげる方針を示している。

 第一生命は、保険料を原資とした長期資産運用の一環として不動産投資の領域を広げている。今回の取り組みについて「収益ポートフォリオの強化と投資機会の拡大につながる意義ある一歩」と位置付ける。一方、大和証券グループ本社も中期経営計画「Passion for the Best 2026」の中で、アセットマネジメント事業の高度化や運用資産残高拡大を掲げ、不動産アセットマネジメント事業を重要施策として推進している。今回の取り組みは、不動産市場における機関投資家の資産運用多様化の一端を担う可能性があり、今後の動向が注目される。

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