不動産証券化協会、AJPI・AJFIの指標と公表情報を拡充 長期収益率や四分位データ追加

不動産証券化協会(ARES)は1月30日、国内不動産に投資するコア・ファンドを対象とする不動産投資インデックス「AJPI(ARES Japan Property Index)」と「AJFI(ARES Japan Fund Index)」について、算出指標と公表情報を追加したと発表した。投資家が長期の収益動向や分布を把握しやすくし、不動産への長期・安定投資を後押しする狙いだ。
追加するのは、直近の確定値時点における長期間の収益率データ(3年・5年・7年・10年・設定来)など。AJPIとAJFIの双方で、インカム、キャピタル、トータルリターンの各収益率について四分位(分布)データも開示対象に加える。
AJPIではさらに、「物件タイプ別×エリア別」のユニバースデータ(物件数・ファンド数・期末市場価値)を新たに開示する。AJFIでは、私募リートインデックス「AJFI-OURs」について「物件タイプ別割合」と「エリア別割合」を公表する。
あわせて、サマリーシートも見直す。AJPIの速報用シート「AJPI Flash」は、ユニバースや年率換算前の四半期収益率、年率換算前収益率(1年、3年、5年、7年、10年、設定来)を表示する形式に変更。AJFIの「AJFI Snapshot」には累積収益率(7年、設定来)を追加し、速報値の掲載を取りやめる。
ARESによると、AJPIとAJFIは2012年12月から算出・公表している。AJPIはファンド保有不動産の運用実績を母集団とする実物不動産インデックス、AJFIはファンドの運用実績を母集団とする不動産ファンドインデックスという位置付けだ。指数は機関投資家などが幅広く活用しているという。AJPIとAJFIの情報は専用サイトで公表する。
























