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5カ月連続でマイナス 首都圏4月の賃貸成約 埼玉除き減少

 アットホームの調査によると、4月の首都圏における居住用賃貸物件成約数は1万6775件で、前年比8.6%減となり、5カ月連続のマイナスとなった。最も成約の多い23区が前月に続き二桁減となるなど、、4エリアでマイナスとなった。ただ、マイナス幅は各エリアとも前月より縮小しており、やや回復傾向が見られた。
 エリア別に見ると、東京23区は7172件で同12.2%減。東京都下は1371件で同8.4%減。神奈川県は4808件で同2.3%減。埼玉県は1718件で同0.5%増となった。千葉県は1706件で同17.2%減。唯一微増となった埼玉県は中古物件が増加し、マンションは2カ月連続マイナスとなったものの、アパートは5カ月連続プラスと堅調に推移している。
 成約物件の戸当りの賃料指数は、マンションは新築が104.8で前月比変わらず。中古は87.4で同反転下落。アパートは新築(95.2)が同2カ月連続の上昇。中古(96.0)は前月の上昇から下落と反転した。