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投資市場動向・6月 1棟物件の価格が下落 ファーストロジック

 不動産投資サイト「楽待」を運営するファーストロジック(東京都港区)は7月7日、市場動向データ(6月期)を発表した。6月1日から30日までの間に同サイトに新規掲載された物件と、問い合わせのあった物件を分析した。それによると、前月に比べて1棟物件の価格はマンション、アパート共に下落。特にマンションは今年最低水準まで下がった。消費増税の影響と見られる。一方、区分マンションの価格は上昇傾向が続いている。

 投資用1棟マンションの平均価格は、新規掲載物件が1億7920万円で前月比1587万円の下落となった。同じく問い合わせ物件も1億4754万円で同1710万円の下落だった。平均表面利回りは、新規掲載物件が8.86%(前月比0.10ポイント増)、問い合わせ物件も前月比0.13ポイント増の10.64%だった。