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Aグレードビル賃料、7四半期連続「上昇加速」 JLL・第4四半期

 ジョーンズラングラサールがまとめた「プロパティクロック(不動産時計)2013年第4四半期」によると、東京のAグレードオフィスの賃料は、7四半期連続で「上昇加速」を維持したことが分かった。今後も緩やかながら着実に回復する見通しという。

 「不動産時計」は、世界の主要都市の賃料動向を時計に見立てて分析したもの。賃料が概ね「下落の加速」「下落の減速(底入れ)」「上昇の加速」「上昇の減退(頭打ち)」のサイクルで変動することを前提とし、現在どこに位置するのかを表示する。

 今回、東京以外で「上昇の加速」だった都市は、ロンドン、ロサンゼルス、ニューヨーク、シンガポール、上海。「上昇の減退」は前四半期同様モスクワとサンフランシスコ。「下落の加速」の都市はなかった。「下落の減速」は、ソウル、パリ、北京、ワシントンDC、香港の5都市となった。

 Aグレードビルは、1990年以降に竣工した都心5区に立地する延べ床面積3万平方メートル以上、基準階面積1000平方メートル以上のビル。