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東京Aグレードオフィス、賃料の上昇基調続く 空室率は5四半期ぶりに低下

 総合不動産サービス大手のジョーンズ ラング ラサールの調査によると、2013年第3四半期(7~9月)における東京のAグレードオフィス市場は、月額坪当たり賃料が3万1742円(前期比0.8%上昇、前年同期比2.2%上昇)、空室率は4.3%(同0.3ポイント低下、同0.8ポイント上昇)だった。賃料は緩やかながらも6四半期連続で上昇。空室率は5四半期ぶりに低下した。

 今後12カ月の見通しとしては、需要が堅調に推移するとの見方から、「空室率は低下し、賃料の上昇率は加速する」としている。

 なお、同社が規定する東京のAグレードオフィスとは、「1990年以降竣工、20階建て以上、延べ床面積3万平方メートル以上、基準階面積1000平方メートル以上」を満たす物件。所在地は千代田、中央、港、新宿、渋谷エリア。