連載 記事一覧
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ひと 被災者に役立ち存在感も 熊本地震被災地で住家被害認定調査の支援を行う東京都不動産鑑定士協会 佐藤麗司朗さん
首都直下地震などへの備えとして、東京都不動産鑑定士協会として取り組んできた災害時の住家被害認定調査を行う調査員の養成研修が、図らずも熊本地震の被災地で即戦力となった。都の要請を受け、14年から基礎研修(続く) -
紙上ブログ 不動産屋の独り言 354 賃貸現場の喜怒哀楽 坂口有吉 不動産屋にとってありがたい言葉 交渉相手からの感謝こそ嬉しい
昨年の頭から、孤独死した入居者の後片付けやら、悪質な滞納者の契約解除による立ち退き交渉などが5件も重なっていて、滞納家賃の回収も含めて早期の解決を求める家主と、経済的にすぐ明け渡せない借主との間で相(続く) -
大言小語 居酒屋の「予約」
居酒屋研究者として興味深いテーマは「予約」の是非である。旨くて安くて感じよしの3拍子揃った店は当然満席であることが多い。開店時刻草々でもない限り、入れるかどうか分からない。これはかなりのプレッシャー(続く) -
今週のことば 本会議
議員全員の会議で、ここで議院としての意思が最終的に決定される。基本的に委員長報告、討論、採決の流れで審議が行われ、議事は出席議員の過半数の賛成で決まる。衆議院本会議は火・木・金曜日の午後1時から、参(続く) -
ニュースが分かる! Q&A マンション市場に好転の兆し? 低水準のローン金利が後押し
次郎 父さん、おはよう。ゴールデンウイークも終わり、間もなく今年も折り返しを迎えるよ。この上半期、どうだった? 父さんの生活は? 父親 次郎、相変わらずしっかりしているというか、大学生らしくない発言(続く) -
東京カンテイ 中古マンション価格 867 JR京浜東北線(品川以南)(1) 鶴見と新子安が強含み
中古マンション価格(3.3m2単価)の推移 データ提供:東京カンテイ。単位:万円(平均築年数/同専有面積) 駅名 現在 1年前 2年前 ◆JR京浜東北線(品川以南)(1) 品川 (続く) -
知って得する建物の豆知識 188 日本の建築遺産 〝重伝建〟に注目 ディープな旅も楽しめそう
最近、上野の西洋美術館が世界文化遺産に登録されるかもしれないという報道がありました。西洋美術館はフランスの建築家ル・コルビジェが日本に唯一設計した作品で、コルビジェの設計思想が遺憾なく発揮された建築(続く) -
点検・不動産投資 新成長分野への展開 宮城大学事業構想学部教授田辺信之 ■9 「ヘルスケア」 (8) ヘルスケアアセットマネジメント吉岡靖二社長に聞く 病院の取得を積極化
(先週号からの続き) ――リートの名称に「メディカル」を明示的に入れているのは、将来的に病院への投資も考えているということでしょうか。 成長戦略の一つとして、今後病院の取得を進めていく方針だ。病院には(続く) -
不動産・住宅スケジュール
◇賃貸不動産経営管理士協会が「賃貸不動産経営管理士講習」を募集。全国13カ所で5月中旬から9月上旬まで適宜開催。2日間の受講で、修了者は賃貸不動産経営管理士試験出題40問中、4問免除 5月31日(火) ◎新設住宅着(続く) -
明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第136回 広い駐車場と危ない玄関 隣人として少し残念な建売住宅
【学生の目】 上京して1年が経ち、浦安の街にも大分親近感がわいてきた。地方にいた頃は、すれ違う人ならだれにでも声をかけていた。都会ではそういう慣習がなく、上京したての頃は哀しい気持ちになったことを覚(続く) -
マン活に励む管理組合 桜上水ガーデンズ 東京都世田谷区 四半世紀かけ建替え実現(中) 建替え決議、3回目で成立
(前号からの続き) 機運の高まりから企業選定までじっくりと状況を把握・研究しながら準備を進めた管理組合。すでに築35年となり設備の老朽化が深刻になり始めていたことから、急いで計画を進めていく必要性が生じ(続く) -
全住協が進む道 (13) 北陸住宅宅地経営協会 理事長・瀧波成嘉氏に聞く 中心市街地で「福井型」街づくり
住宅新報社、週刊住宅新聞社、不動産経済研究所の3社による特別企画「安心・安全の市場へ~全住協が進む道」。全国住宅産業協会(全住協)の構成協会などのトップに話を聞くシリーズだ。13回目の今回は、福井県の企(続く) -
2016宅地建物取引士受験セミナー (29)
【問題3-41】 宅地建物取引業者Aが、自ら売主として、宅地建物取引業者でないBに建物甲を売却した場合に関する次の記述のうち、民法及び宅地建物取引業法の規定によれば、誤っているものはどれか。 (1)AがBから8(続く) -
読み解く目線 (16) 限界志向からの脱却 〝高齢者〟は差別用語
仏語に「生老病死」(しょうろうびょうし)という言葉がある。人間は誰でも生まれたときから老いが始まり、老いるから病を得、最期は死に至る。人生は生きること(生まれたこと)も含めて4つの苦悩を抱えているという(続く) -
記者おすすめ 今宵も一献 (16) カニ料理「蟹漁師の家」(東京・外苑前) 彼女を誘って、たまにはおしゃれに
カニが食べたくなったらここと決めている。理由はカニ専門店の割には値段が高くないこと、カニ以外のメニューも豊富(なぜか餃子もある)、そしてなんといっても〝外苑前〟だ。 下町の八丁堀や人形町での一人酒が(続く) -
中古住宅・空き家フォーラム特集企画(4) 中古市場活性化と空き家問題 品質への不安、払拭を 信頼される流通業実現へ
――中古住宅市場の現状をどうみているか。 「東日本レインズによると、昨年度の成約件数は前年度比約9%増加しており、価格も約4%上昇、4月の数字も好調を維持している。先高観、住宅ローン金利の一段の低下、(続く) -
ここがポイント! 不動産営業の考え方 「基本」を鍛える (5)感謝の心・謙虚な姿勢から学べること トイレ掃除で気付いた「感謝」
感謝と謙虚さを体現できるのが、毎日のトイレ掃除です。 北野武さんの有名な話があります。「おれは、自分の好き勝手やっているだけで、人よりも才能があるとは思えない。ただ、心当たりがたった一つだけある。(続く) -
地域の資産、京町家を再生 フラットエージェンシー ■下 飲食店と宿泊施設に 若手起業家支援し、地域活性も
「単なるリノベーションではなく、起業意欲をもつ若者を支援し、また地域の人たちの交流が生まれる場にしたかった」。フラットエージェンシー(京都市)の吉田創一社長は、今回の京町家再生への思いをこう話す。(続く) -
省エネ性能表示努力義務スタート 住まい選びも〝燃費〟時代 ■1 先進国としての遅れ取り戻す
昨年7月に「建築物省エネ法」が成立し、その一部が今年4月から施行された。この新法に定められている内容は、建築設計者だけではなく、不動産事業者にも大きな影響を与える内容だ。そこで、日本ERI省エネ推進部の(続く) -
一般財団法人日本不動産研究所 地域再生とまちづくり ――各都市が目指すものは <第1回> 沖縄県那覇市・農連市場地区防災街区整備事業 賑わいと交流の生まれる マチグワー(市場)空間へ
動き出した再開発 那覇市中心市街地の南に位置する農連市場は、戦後の混乱期から続く生鮮野菜を中心に肉、魚、日常雑貨までも提供するマチグワー(市場)であり、1953(昭和28)年に開設されて以降、沖縄県民の台所(続く)