住宅ジャーナリスト 櫻井幸雄 第25回 慧眼を開く 不動産好況8年、そろそろ〝頃合い〟か
「今買わないと、一生買えなくなる」 これは、住宅を売るときの殺し文句になっていた。この先、更に値上がりする。だから、手が届くうちに買っておきましょう、と説明すると、なるほどその通りだと多くの人が住宅購入を決断してくれたわけだ。 平成バブルは…

「今買わないと、一生買えなくなる」 これは、住宅を売るときの殺し文句になっていた。この先、更に値上がりする。だから、手が届くうちに買っておきましょう、と説明すると、なるほどその通りだと多くの人が住宅購入を決断してくれたわけだ。 平成バブルは…
長谷工コーポレーションと細田工務店、そしてロボット工学の第一人者石黒浩氏など多くのクリエーターが集結してつくり上げた未来の家「ivi house(アイヴィハウス)」を見てきた。そのコンセプトは「自然と調和し」、「生命を宿す」家。「効率化」や…
今、ネットのニュースでよく目にする不動産関連記事は、マンション価格が上昇したというもの。「また、上がった」という記事がいやになるほど頻繁に出てくる。あとは、困った民泊(なかでも、特区民泊)関連の記事に、バルコニーからの転落事故に関するもの……
住宅金融公庫が解体され、住宅金融支援機構に変わったのが2007年。前身である住宅金融公庫を解体することが小泉政権によって決定された結果である。 振り返ってみると、それが現在の新築マンション市況を生み出したといえる。 投資目的の個人、法人によ…
総合地所の「ルネグラン上石神井」はじつに意欲的なマンションだ。 建設地は、練馬区で西武新宿線の急行停車駅・上石神井駅から徒歩5分の住宅エリア。第一種低層住居専用地域であるため、4階建て全106戸の低層マンションとなる。 その住戸は70m2前…
じつは私、いい歳をしてテレビで任天堂とソニーのゲームを楽しむ趣味がある。出張には任天堂の携帯用のスイッチ・ライト(若い人たちの表記がわからないので、すべてカタカナで通させていただく)を持ち歩くため、3時間以上新幹線や飛行機に乗ることも苦では…
マンション建て替え事例となる「アトラスシティ千歳烏山グランスイート 杜ノ棟・風ノ棟」が7月31日に竣工。それに先立ち、7月23日報道関係者向けの内覧会が開催された。 ◎ ◎ ◎ 同マンションは、世田谷区給田3丁目に立地し、もともとは、197…
今、首都圏郊外で新築分譲マンションの販売を行うと、建売住宅との競合が発生しやすい。 駅に近い新築マンション3LDKと同じ価格帯で駅から徒歩10分~15分の建売住宅や中古住宅が購入可能。すると、マンションが一戸建てに負けやすい、という状況が生…
日本では高齢者ドライバーによる運転ミスが増え、社会問題になっている。ブレーキとアクセルの踏み間違い、高速道路の逆走……そこまでいかなくても、自宅駐車場で擦る、ぶつける程度のミスを経験する高齢者は多い。 若い頃には考えられない凡ミスが65歳辺…
ヤフーニュースで、「年180日までの民泊マンション。その知られざる内容を写真付きで公開したい」という記事を6月末に公開した。お金を払った会員しか読めない有料記事なのだが、びっくりするほど多くの人に読んでいただいた。 といっても、「購読料で驚…
今、新築分譲マンションは、投資目的の購入者を抜きにして進めることができない。特に、東京23区内の物件は「投資ありき」だし、地方の中心部に建てられる超高層タワーマンションも投資を見込んでいる。 マンション投資が盛んになった理由はいくつも考えら…
三井不動産レジデンシャルの「パークタワー川口本町」の続き。 ◎ ◎ ◎ この超高層タワーマンションは建物の魅力が大きい。といっても、スケールの大きさは都心タワマンと比べものにならない。地上28階地下1階建て。スリムな形状のため、総戸数は22…
三井不動産レジデンシャルの「パークタワー川口本町」を取材させてもらった。目的はズバリ、「あの川口で、売れているのか」だ。 SNSで川口市におけるクルド人問題が取り沙汰されるようになったのはいつからか。定かではないが、多くの人に注目されるよう…
三菱地所レジデンス他が事業主となる「ザ・パークハウス武蔵小杉タワーズ」が好調に集客している、6月2日時点で来場は1153組。エントリーは1万2000を超えたそうだ。 大人気である。武蔵小杉駅周辺の超高層マンションで台風による内水氾濫(はんら…
世の中の「断捨離」ブームに乗り、私も仕事場の整理を始めた。先日報告した革靴の一部処分に続き、マンションパンフレットを処分することにした。 私が「住宅ジャーナリスト」の名刺を刷って活動を開始した2000年からコロナ禍が起きる前の2019年くら…
三井不動産レジデンシャルと日本郵政不動産が事業主となる「パークホームズ大倉山ザ・テラス」は横浜市港北区に建設される7階建て全83戸のファミリー向けマンション、そして驚くほど工夫の多い新築物件である。 一例を挙げると、バルコニーの軒裏を木質に…
「新築分譲マンション購入の主役が投資家から実需層に移ってきた」という記事を昨年からインターネットサイトで積極的に発信している 最初は何言っているのかなあ、という反応だったが、この4月以降、反応がよくなった。詳しいPV数を明かすことはできない…
私が定期的に発表している「マンション人気指数」の最新版がまとまり、「櫻井幸雄オフィシャルウェブサイト」での公表が始まった。 今回の調査期間は2025年1月1日から3月31日まで。その3カ月間で分譲中となったマンションにおいて、人気物件の目安…
日本の分譲マンションにトールタイプの下足入れが導入されたのはいつ頃からか。少なくとも昭和時代のマンションの下足入れは低かった。下足入れの上に花びんを置き、その上に額入りの絵を飾っていた時代である。 平成に入り、10年ほど経って21世紀に入る…
住友不動産と長谷工コーポレーションが事業主となる「シティテラス多摩川」の建物が完成。建物内モデルルームを公開しながらの販売が始まっている。 正確に記すと、同マンションはⅠ工区とⅡ工区に分かれ、Ⅰ工区の建物が今年1月に完成し、早々に地権者が入…