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プレミアム会員限定健康に暮らせる住まい-建築医学を考える

住まい・くらし

新しい代替医療としての建築医学

 最近、我が国の国家財政における医療費の負担が毎年増加し、(2012年度は37兆8千億円、前年度比1兆2000億円増)、健康保険制度の破たん・崩壊が取りざたされるようになりました。
これまでは、西洋医学に依存して、「病気をいかに治すか」ということが重視されてきましたが、一方、東洋医学の観点からばかりではなく多くの医療関係者から「いかに人を病気にさせないか」ということが問われるようになり、それが、国家的な課題として浮上してきております。
そこで問題になってくるのが年々増加し続けている生活習慣病です。現在、日本人の60%以上が、生活習慣病を起因とする「がん」「脳卒中」「心筋梗塞」によって亡くなっています。
この生活習慣病と住まいの環境とは、密接な関係にあることがわかってきました。つまり、住環境や職場環境から影響を受ける様々な環境ストレスが、生活習慣病の大きな原因と考えられるのです。
逆に言うと、「住人や社員を病気になりにくくする住環境や職場環境をつくることができる」というその可能性が見えてきたのです。
「住環境・職場環境を改善することを通して、積極的に病気を予防する」という、これこそ予防医学、未病医学の根幹を成すテーマと言ってよいでしょう。このテーマに取り組む代替医学・代替医療として、私たちは「建築医学」を提唱するのです。

 建築医学によって建てられた建築物がもたらす医療効果の特徴とは、「病気が起こる以前に、住環境がその病気が起こることを指示している。住環境を解析してくことで、病気が症状として現れる以前に、その病気を治療してしまうことが可能である」という点です。

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