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住まい・くらし

「リビングは心の玄関です」

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間取り図

 まるでオペラ座の舞台のように、自由自在に変化するリビングの役目は、大きく分けると2つプランがあります。

Aプラン:一人暮らしスタイル
Bプラン:おもてなしスタイル

 私の家の間取りはとてもシンプルです。間取り図のように、1階も2階ともにワンルームです。1階は①ダイニングキッチンと②リビング、③リビングから庭に広がる大きなウッドデッキ、2階はベッドルームです。

 グランマの時のリビングは玄関、寝室、食堂。平日、休日に限らず自宅時間はこのリビングで楽しみます。生活感のある場所として、キッチンで調理してもダイニングの大テーブルでは、一人では食事しません。ダイニングの大テーブルはゲストのためにあります。お花やテーブルクロス、ランチョンマットなどで美しくディスプレイされており、毎週の演出プランが休日の楽しみ。今一番人気は、ハワイアンスタイルの大きな葉もののランチョンマットで、リゾート気分を盛り上げてくれる脇役の一つです。2階に広いベッドルームがあるにも関わらず、なぜ1階のベッドで休むのか、夢のある映画やミステリーチャンネルを毎日のように楽しみながら、スヤスヤと休みたいからです。食堂としての役目は、小さな丸テーブルがあり、椅子も私専用の座り心地が大変良いものがあります。

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リビングは心の玄関です

朝のコーヒータイムで、テレビのニュースや新商品の情報があるNHKの番組を見ます。さらに天気予報をチェックして2階に上がり、今度は知的な情報もある朝のニッポン放送を1時間近く聞きながら、”うっとりとメイク”を楽しみ再度天気予報や交通情報をキャッチしてドレッサーで今日のスケジュールを思い出しながらファッションプランを決めます。オフィスにも早めに出るのが好きなので、ラジオ番組をもっと聞きたいのですが、ドレッサーコーナーに”さよなら”を告げます。またリビングで時計を見ながら、外出となります。夜はリラックスルームとなり、ゆっくり夜食やお酒を少々いただきます。

ゲストを招いてパーティを

 さて、ゲストを招いたパーティーシーンは、まずベッドのマットレスを収納スペースに入れ、広くします。クリスマスパーティーのような大きなパーティーは、ダイニングの大テーブルに、プラス2つのテーブルを立てて3つのテーブルでのパーティールームへと変身します。大人テーブルとキッズテーブルになる場合が多く、子供達は隣のソファーで少しおしゃべりした後、2階のベッドルームが毎年工夫を凝らしたプレイランドになっているので、大人に”ビンゴゲーム”の時は呼んでねと声をかけてから、上に行ってしまいます。さあ!ここからが心置きなく”大人時間”としてのおしゃべりが始まります。半年ぶりの人、一年ぶりの人、近くに住んでいて、いつも顔を見ているけど、なぜかクリスマスでの会話はとびっきり楽しいものです。それに年に1回のクリスマスメニューや、その年のディスプレイプランなどのレストラン顔負けの演出がしてあるので、皆ハッピーな顔ばかりです。

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 お酒を楽しみたい、遠くから来たゲストは泊まったりします。ファミリーに子供一人ぼっちだと淋しいよね、と言う事になり子供全員がお泊まり、大きなテントの中で全員仲良く一緒に寝ました。幼児から中学生まで、女の子も男の子も一緒です。赤ちゃんの頃から一緒に遊んでいるので、大きい子は小さい子の面倒を見るのが自然に出来るルールです。次の日の為にリビングは、元に戻して、ダイニングテーブルで朝食を全員で食べて、ゆっくりまたおしゃべりをしてからやっと終わりです。

イタリア人を招待してカンツォーネ

 あるときは「カルラおばさん」をゲストとして招待しました。親友がイタリアから70代の女性が一人で日本を一ヶ月間かけて旅している人とメールでお友達になり鎌倉を案内するので、どこがいいかと聞いてきました。私は高年齢で大冒険する人がいると聞いただけで、すぐに我が家に招待したいと申し出ました。すぐカルラも是非と言う事になり、鎌倉駅で会ってワインを一緒に買い、プレゼントしてくれました。その時のリビングの使い方は、カルラを2階の広いベッドルームを一人分としてプレゼントして、親友は私と一緒に昔話をしたいからと、リビングに”お布団”を敷いて二人で階下を寝室として使いました。カルラとの楽しかった夜の思い出は、今でも忘れる事が出来ません。由比ケ浜の海辺で知ってるだけのカンツォーネを三人で大声で歌い、海風を思いっきり吸って、女三人、英語とイタリア語とで何とかコミュニケーションが取れ、素敵な夜のひと時を過ごしました。その後の私の作ったトマトベースのミッドナイトスープも絶賛してくれていたのをおぼえています。

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 ある時、”替え玉”というグループの作詞作曲があまりに素敵で、皆に聞いてもらいたくて、湘南ポップスコンサートをウッドデッキで開きました。アウトスペースなので30名くらいのスケールは軽くやれると思ったのですが、急な雨が降り、お客様は全員リビングを客席として使う事になりました。あるだけの椅子とソファー、座れる物すべてをかき集めたのです。この時も大変好評で、その時のゲストからバンドに次の仕事依頼もあり、私の知人からも仕事を紹介出来たので、応援したい気持ちは、充分役にたったのかも知れません。多くの役目をこなすリビングは、私にとって心の玄関なのです。

 

「野外合宿できるウッドデッキ」

 季節をしっかり楽しめるウッドデッキは、松の木の成長におされて柵が倒れたので、今回柵はすっかり取りさってしまいましたが、それが逆に庭で遊びやすくなり、子供達は木登りに夢中です。去年から子供達に約束していた”ウッドデッキにテントを張ってお泊まりしましょうね”と言う事で、夜はまだ寒いので朝から夕方まで遊ぶプランで実行しました。4月から小学一年生になる子供から、中学生まで声をかけて、10時頃集合し、バーベキューの準備からスタートしました。男の子は、火の係や力仕事を主に担当し、女の子は、料理やテーブルセッティングを行いました。かなり広いウッドデッキですが、このテントを広げると一杯になってしまったので、アウトドア用テープルや椅子はレンガを貼った玄関前の庭にセッティングして、バーベキューも魚介類や野菜の焼き物と蒸し焼き料理にディップをつけた物と焼き肉のたれ付き牛肉を少し準備、あとはデカおにぎりで大成功、夕方に水菜いっぱいのスープは親も加わって、夕食前の暖かいおやつとなりました。

前夜祭からスタート

 野外合宿の出来るバージョンは4月中旬から5月頃に行う予定です。

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 7月の海の日頃は、毎年夏のバーベキューパーティーも行っています。昨年はゲストが大学の教え子なので、前夜祭からスタートしました。社会見学よろしく鎌倉近くのバールで食事とソフトドリンクで”新商品企画でのプレゼンテーションよくがんばったね”と言う事で乾杯します。このパーティーでは前夜祭の学生がバーベキューの準備を早めにすませ、なんと海まで3分ですから散歩くりだし、遊び時間も確保します。水着に着替えて本格的に海遊びもしてもらう大きなパーティーです。最もスタンダードな楽しみ方は、このウッドデッキでお泊まりゲストの為に朝食をお出しする事です。贅沢気分を味わいたかったら、朝早く(5時~6時頃)に起きて、由比ケ浜の海辺に帰ってくる漁師を待ってお魚を仕入れ、朝から白ワインとお魚料理で、おもいっきり自然の豊かさをしみじみ感謝する日にすると、人生って、生きるって、「ありがたいなぁ~」と言う気になるから不思議です。このスタイルは海に近いからこその楽しみ方です。

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「寝室は穏やか気分です」

 朝のベッドルームは、小鳥の声を聞きながら「海を見るデスク」で紅茶を最もおいしく楽しむ方法を思い出しながら、キッチンでカップを温め、ポットに紅茶を入れ、レモンをカットしてパジャマスタイルで休日の一人暮らしを満喫します。

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その場合、紅茶用カップ&ソーサーは、我が家の一番のお気に入りを、あれや、これや、選ぶのがまた楽しみな時間となります。こんな何でも無いような事に時間を使う事こそオフタイムと言えるのです。

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幸福気分が得られる住居条件

さてこの部屋のベッドルームにデスクを置く事にしたのは、最近の事です。このスタイルは、インテリア好きの30代主婦に人気で、このデスクはどこに売っているのか聞く人さえいます。これは棚と木製天板とで出来ていて、自由に組み立てられるパーツを準備すれば、誰でも5分で作れます。ベッドルームにデスクを置く事で、クリスマスに子供達が、ここでゲームも出来るので、楽しみ方が倍増したと考えています。このワンルームにはソファーベッド(収納できるタイプ)があり、ダブルベッドにも変身できるので、ゲストが多い場合には”お布団”も出し、かなりの人数が泊まれます。夏に鎌倉に住んでるのに数日間泊まって(男女ペアーで)”ぼく達家出みたいだね”と言った事もありました。私の人好きはどうも20代の頃からで、結婚したパートナーがさらにお客様好きで、手作りの食事以外は出してはいけない人でした。それがまた料理に夢中になる原因となって自宅をサロンにしてお料理の先生になる事になり、それがまた今の仕事に大変役にたち、その頃からインテリアも大好きで、デパートにオリジナル家具を作らせたり、レイアウトプランを考えて、いろいろな実験をしたりしていました。

「失敗も良い経験」

パーティーはゲストが作るものだとしみじみ思ったのは、日本ではホームパーティーを開く家庭が少ないので、海外のスタイルのように自然に楽しんでくれない点など、失敗も良い経験となりました。海外では、夫の役目と妻の役目がはっきりしていて、ゲストも食事ではなく会話を楽しみに来ているのだと理解するには、スイスのファミリーのパーティーに多く招待したり、されたりを体験している内に身に付けました。夫は、ホスト役で、お酒などのドリンクの係をする事、デザートを作ってゲストに振る舞う人もいて、その家のスタイルがあるのですが、やはり日本と違うのが、夫と妻とのハーモニーといった型があるようです。インテリアの考え方もたとえばテレビは消すだけではなく、見せないように収納ボックスに仕舞ってしまったり、日本とは違った概念があります。生活感がありながら、ショールームのようにスッキリとよく片付いています。

「個室時間は贅沢気分」

 実は我が家で一番お見せしたいのは、このトイレのコーナーではないでしょうか。ここでは、トイレットペーパーが主役の座を持っています。このトイレットペーパーは100円ショップの物はNGですが、だからと言って決して高い必要もないので、最近は一色プリントのナチュラル感のあるモチーフのものを選びました。無地のホワイトだけでも素敵に表現出来ます。香り系の可愛いボトルや私がデザインした石鹸のパッケージも、フランスのプロバンス地方の市長がプロバンスの物よりも最もプロバンスらしいと評価してくれ私も嬉しく、思い出の多い作品です。

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 このディスプレイの中に私の人生がまるごと入っているのかもしれません。普段気にもとめてなかった生活必需品をおしゃれに演出して、ホワイトローズのドライフラワーも飾り、ルームフレグランスもラベンダーやプロバンス地方の香りでおしゃれに仕上げています。夜はフレグランスキャンドルを灯してアロマチックに演出するのも、ゲストが嬉しい心使いに思ってくれるシーンです。なぜかって?それはそのキャンドルをプレゼントしてくれた方だからです。お礼の気持ちは分かち合ってこそだと思いませんか。今年は海での”花火大会”の新しいプランを企画したいと考えています。

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