リノベ再販事業に参入初弾は恵比寿の戸建て タカマツハウス
住宅新報 2026年7月14日 号 10面
タカマツハウス(東京都渋谷区、藤原元彦社長)は、リノベーション再販事業に参入する。新築建売分譲事業と戸建用地分譲事業に加え、既存住宅を活用した住まいの選択肢を広げる。初弾は、東京・恵比寿で大型リノベーション物件「ミラクラス Re-Style(リスタイル) 恵比寿」を販売する。7月13日の完成を予定している。
同社は、建築資材の高騰に伴う新築住宅価格の上昇や、サステナビリティへの関心の高まりを背景に、リノベーション住宅の需要が高まると判断した。立地や空間の質を重視する顧客層に対し、仕入れ力を生かして良質な既存戸建てを再生し、上質な住環境を提供する方針だ。特に、タワーマンションから戸建てへ住み替える「卒タワマン」層など富裕層の需要を見込む。
同案件は、JR山手線・東京メトロ日比谷線「恵比寿」駅徒歩12分、恵比寿ガーデンプレイス徒歩2分の高台に立地する。地上2階・地下1階建てで、土地面積は123m2、建物面積は222m2、車庫28m2。南側4メートル公道と東側4メートル私道に接する東南角地で、価格は4億6900万円(税込み)。販売は7月2日から始めた。
外装、内装、設備を刷新したフルリノベで、約35畳のLDKにはコの字型キッチンを配置。高い天井高を生かしたダウンリビングを設けた。浴室や洗面所には大判タイルを採用し、主寝室には木パネルやペンダント照明を取り入れるなど、ホテルライクな空間に仕上げた。
施工・意匠設計では、同じ高松グループの住之江工芸(大阪府堺市)と連携。同社は高級内装や特注家具を手掛けている。タカマツハウスは今後も、RC造や良質な既存戸建てを中心に、リノベーション再販の展開を進める。

















