北海道で木造交番5棟完成CLT箱型ユニット採用 三井ホームグループ初
住宅新報 2026年7月7日 号 10面
三井ホームは6月29日、地域事業会社の三井ホーム北海道が、札幌市と北海道恵庭市で木造交番5棟を完成させたと発表した。三井ホームグループとして木造交番の施工・完成は初めて。構造体に国産スギ材のCLT(直交集成板)を使い、工場で主要構造部を組み立てた箱型ユニットを採用した。安全性を確保しながら施工の合理化を図り、将来的に移築・移転が必要になった場合の再利用も容易にした。
完成したのは、札幌市内の元町交番、麻生交番、北都交番、北野交番と、恵庭市の恵み野交番の計5棟。発注者は警察共済組合北海道支部で、設計監理と施工を三井ホーム北海道が担った。工事は2025年12月に始まり、26年5月までに全棟が竣工した。
各交番では、北海道産トドマツを下地材に、同カラマツを構造用合板や構造用LVLに、同シラカバをカウンターや机などの造作家具に使用。外観にはシラカバ調のアクセントルーバーを採用し、地域性を意識したデザインとした。構造体施工では小樽市の西條産業が担当するなど、地元企業とも連携した。


















