ノーブルホーム全株式取得へ 積水化学 北関東の事業基盤強化
住宅新報 2026年6月30日 号 10面

積水化学工業住宅カンパニーは6月22日、茨城県をはじめとする北関東エリアを中心に木造注文住宅の設計・施工を手掛けるノーブルホーム(茨城県水戸市、福井英治社長)及び関連5社(ノーブルホールディングス、ステージプランニング、ノーブルテック、とちぎ未来開発、西甲府住宅)の全株式の取得する旨の契約を締結した。株式の譲受は今年度の下半期を予定。北関東エリアでのプレゼンス向上と事業基盤強化を図る。
ノーブルホームグループは、1994年設立、従業員数535人(26年6月時点、グループ全体)を擁し、売上高は255億円(25年9月期グループ連結)。年間約700棟を供給している。茨城・栃木・千葉・山梨の各県で地域に根差した豊富な施工実績があり、施工事業や不動産事業の展開によって、幅広い顧客ニーズに対応。23年9月からは、積水ハウスのSI事業のパートナー企業となり、同社の木造戸建てブランド「シャーウッド」の独自耐震技術「基礎ダイレクトジョイント構法」を採用した商品を展開。今年2月には積水ハウスとのコラボレーションによるモデルハウスを茨城県古河市に開設した。
積水化学工業は、同社グループを傘下に収めることで、木造注文住宅の対応が可能となることによる柔軟な提案体制の構築や、両社の施工協力会社の相互活用による職人不足への対応、施工時期の平準化、両社のネットワーク活用による小規模から大規模までの幅広い用地仕入れに伴う顧客ニーズに合わせた用地提案といったシナジーを見込む。ノーブルホームグループは引き続き、積水ハウスのSI事業におけるパートナーシップを継続する方針だ。

















