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スタンダード会員限定室内環境、実測で可視化 JIOなど 新評価手法を構築へ

住宅新報 2026年6月30日 号 9面

住まい・くらし

 日本住宅保証検査機構(JIO)、旭化成建材、東京理科大学は6月24日、住宅内の温度や湿度、二酸化炭素(CO2)濃度の実測データと居住者アンケートを組み合わせ、室内環境を評価する「室内環境ラベリングサービス」の開発に向けた共同研究成果をまとめたと発表した。快適性や健康、居住者の満足度など、従来の住宅性能表示制度だけでは把握しにくい実際の住環境を可視化する新たな評価手法の構築を目指す。

 研究では、戸建て住宅12戸、共同住宅9戸の計21戸を対象に、2025年7~9月の夏期7日間、同年12月~26年1月の冬期5日間、リビングや主寝室、脱衣室で室内温度、相対湿度、CO2濃度を測定した。併せて、暖冷房や換気設備の使用状況、設備使用時の「我慢」の有無、暑さや寒さ、空気質に関する主観評価などを居住者に尋ねた。

 分析によれば、同じ断熱性能等級でも、住まい方や設備の使い方、建物条件により快適性に差が出る傾向が確認された。戸建て住宅は断熱性能等級5または6の住宅で、空調を使用していない時間帯でも夏は涼しく、冬は暖かさを保つ傾向があった。等級4以下は室温の日変動が大きく、夜間や空調未使用時に不安定になるケースが多かった。

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