森林と共生する山村づくりで協定 大和ハウスと奈良・天川村
住宅新報 2026年6月2日 号 12面

大和ハウス工業と奈良県天川村は5月21日、「森林と共に暮らし続けられる山村づくり」の推進に関する包括連携協定を締結した。山村に持続的に住み続けられる環境の整備や、地域経済の活性化につながる取り組みを支援する。
天川村は村の面積の97%を森林が占め、かつては林業が村民の生活を支える主要産業の一つだった。だが、木材価格の下落や木材需要の縮小により採算性が低下し、林業従事者の減少や森林管理の停滞が生じている。
天川村は、森林資源を生かしながら安全で快適に暮らし続けられる環境の維持と、地域産業の活性化、雇用の確保につながる施策を展開。一方、大和ハウスグループは、2055年までに全事業における木材調達に伴う「森林破壊ゼロ」を目標に掲げ、社有林や自社の事業所(工場やホテルなど)での緑地整備、ステークホルダーと協働した生物多様性の保全や、植林・環境整備などを通じて、森林環境の保全に寄与している。

















