三井ホーム街並み賃貸住宅 世田谷に過去最大規模 敷地4331m2に8棟38戸
住宅新報 2026年4月7日 号 10面
三井ホームは3月27日、街並み賃貸住宅「オルキデ蘆花公園 モクスタイルガーデン」(東京都世田谷区)第1期の竣工現場見学会を開いた。戸建て風賃貸住宅を街並みとして一体的に開発する街並み賃貸ブランド「モクスタイルガーデン」において同社過去最大級のスケールで、そのフラッグシップモデルとなる。同社では初めて、ランドスケープを含めて設計から施工までを同社単独で行った。 京王線八幡山駅から徒歩11分。従前は大きな邸宅だった4331.54m2の広大な敷地に、幅員6メートルの開発道路を「7」の字型に整備し、開発道路沿いに木造枠組壁工法2階建ての戸建て風長屋全8棟38戸(5月着工の2期工事の1棟3戸含む)を建設した。延べ床面積は2215.65m2、各戸の面積は33.59~92.06m2で、間取りは1LDK~4LDK。賃料は13万4000~30万5000円。35戸で2カ月ほど前から入居者を募集し、11戸で申し込みがあるという。
同地の周辺は神社や庭園など歴史的建造物も多く、自然豊かなエリアであることから、コンセプトは「のこす・つなぐ・ひらく」とした。灯籠や石材、大樹など従前からあった物を残し、大樹とその周辺は「大樹のひろば」として整備。開発道路に囲まれた敷地中央部分に、大樹を見通せるフットパスを設けるとともに、地域住民に街を開く。和風の既存資源を生かしつつ洋風の要素も取り入れた和洋折衷のデザインとした。
開発道路は石畳風の舗装とインターロッキングを組み合わせ、両脇を歩道のように見せたり、格子状のアクセントを入れてイメージハンプにしたりと車の速度抑制にも配慮。フットパスに沿って建てられた七番館は室内から大樹が見られるほか、他の住戸に対して斜め向きで窓が正対しないためプライバシー面での効果もある。


















