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スタンダード会員限定東京都豊島区に建設 耐火木造4階建て共同住宅 三菱地所ホーム

住宅新報 2026年3月3日 号 10面

住まい・くらし
東京都豊島区に建設 耐火木造4階建て共同住宅 三菱地所ホーム

 三菱地所ホームが東京都豊島区で建設していた耐火木造4階建て共同住宅「PRISMⅡ」(総戸数8戸)が竣工し、2月25日に報道向け見学会が開かれた。同社の木造4階建て共同住宅は2棟目。

 西武池袋線椎名町駅から徒歩6分、東京メトロ副都心線・有楽町線要町駅から徒歩8分の202.68m2の敷地に、枠組壁工法で延べ床面積389.12m2の耐火木造4階建て共同住宅を建設。ファミリー向け約55m2の2LDKと、単身者向け約23m2の1Kが各4戸で、商業ビルの賃貸事業などを手掛ける近代産業(東京都豊島区)が社員寮として使用する。中・大規模建築物の木造化・木質化を推進する三菱地所ホームが木造を提案し、環境への配慮と居住性を両立できる観点で近代産業とも合致した。

 建材には国産材を積極的に活用。構造材の国産材率は約57%で、国産材の使用量は135m3。共用部の木質化部分は100%国産材を使用した。「令和6年度優良木造建築物等整備推進事業補助金」に採択されている。

 木造化により、CO2排出量は、RC造で建設した場合との比較で、車の約76万キロ走行分にあたる約170トンを削減。炭素貯蔵量も、CO2換算で杉の木約200本の貯蔵量に相当する約98トンに上る。

 木造化は現場の労働時間削減にも効果を発揮。狭い現場だったため、工場でパネルを組んでから組み立てる工法ではなく、現場でパネルを手組みする工法を採用したが、それでも躯体工事の労働時間はRC造で建設した場合と比較して約30%削減した。

 建物はアプローチと共用部の天井に杉材を採用。外構やサインにも国産材を使用して木質化を図った。ZEH―M Oriented認証。

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