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スタンダード会員限定ライフデザイン・カバヤ ベトナムをハブに東南アジアへ 木造住宅の普及を展望

住宅新報 2026年2月10日 号 18面

住まい・くらし

 西日本を中心に戸建て住宅を供給しているライフデザイン・カバヤ(岡山県岡山市、窪田健太郎社長)は1月28日、同社のベトナム事業に関するオンライン記者会見を開催した。窪田社長らがこれまでの経緯や今後の展望について説明。窪田社長は、ベトナムをハブとして東南アジアに木造住宅を普及させていく考えを示した。

 同社は、ベトナムでの木造住宅普及を目指して2015年から現地の企業を訪問。ただ、ベトナムには木造住宅が全く建っておらず、難航する状況が続いていたという。それでも、2019年に現地法人を設立し、CAD室開設とベトナム人の社員大工育成を同時に開始した。

 一方で、当時ベトナムには木造住宅の規格や法律がなく、日本の規格であれば建てられるという状況だった。ただ、地震のないベトナムではオーバースペックとなり、コストも掛かる。そこで、ベトナム建設省傘下の建設科学技術所(IBST)と提携し、23年から共同でベトナム向け木造建築の製造者規格(TCCS)の作成を開始。25年11月にTCCSが発行された。

 それに先立つ24年11月には、米国などのハイブランドホテル向けの家具の製造・販売や木質建材の製造・販売などを手掛けるベトナムの民間企業・チャンドゥック社と、ベトナム国内向けの木造建築の共同開発や材料供給などの基本合意書(MOU)を締結。現在は、ベトナムのマーケットに木造の規格住宅を共同開発して販売しているほか、同社がベトナム国内で計画している高級リゾートホテル内に、日本文化を取り入れたヴィラ2棟を同社と協業して盛り込むことを予定している。

 窪田社長は「今年はやっと事業化のフェーズに入ってきた。ここ(ベトナム)をハブにしてインドネシアや台湾、タイ、ミャンマーなどにどんどん木造住宅を普及させていく」と展望を語った。

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