快適な室内温度ときれいな空気 冬の住まいで両方重視 パナソニックホームズが調査
住宅新報 2026年2月3日 号 12面

パナソニックホームズは、昨年11月に実施した「住まいの温度と空気に関する意識調査」の結果を発表した。調査の結果、冬の住まいで快適に過ごすために、「室内温度の快適さ」と「空気のきれいさ」の両方を重視したいと回答した人は4割近くに上る一方、実際に両立できている人はわずか1割にとどまる。また約7割が「暖房や換気を意識しなくても、家が自動で快適な温度ときれいな空気を保ってくれる住まいを重視したい」と回答しており、同社は「多くの生活者が手間なく整う環境性能を求めていることがうかがえる」としている。
調査は、戸建て住宅に住む全国の 20~69歳の男女1032人を対象にWebアンケートで実施した。調査を実施した背景には、冬特有の健康リスクや生活課題がある。入浴時などの急激な温度変化によるヒートショックは、死者数が交通事故死の約3倍に達するとも言われる。また、日本人の2人に1人が花粉症ともいわれる中、近年は室内に持ち込まれた花粉が、暖房や人の動きによる空気の流れで再び舞い上がる「対流花粉」により、屋外よりも花粉症の症状が悪化するケースも少なくないという。
調査の結果、温度に関しては部屋ごとの温度差を感じると回答した人は79.3%だったものの、そのうち46.9%がヒートショック対策を実践していないことが分かった。その理由は「正しい対策の仕方が分からない」(40.1%)が最多。ヒートショックが起こりやすい洗面脱衣所・浴室・トイレ・廊下などの非居室は、いずれも約半数が寒さ対策をしていなかった。

















