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スタンダード会員限定ミサワホーム、大末建設、電気通信大 床下点検ヘビ型ロボット開発 26年度から試行運用

住宅新報 2025年12月23日 号 10面

住まい・くらし
ミサワホーム、大末建設、電気通信大 床下点検ヘビ型ロボット開発 26年度から試行運用

 ミサワホームと大末建設、電気通信大学は12月16日、戸建て住宅の床下点検を行うヘビ型ロボット「ユカダイショウ」=写真=を共同開発したと発表した。26年4月から試行運用を行う予定。点検作業員の高齢化や人手不足が課題となる中、作業員の身体的負担の軽減と安全性向上、労働環境の改善、作業効率化を図る。

 ユカダイショウは、大末建設と同大が22年に共同開発した地下ピット無人点検ヘビ型ロボット「RoPit」の技術をベースに開発した。大末建設は、19年ごろから建設ロボットの研究に着手し、その中でも、暗く閉所感のある空間で酸欠の恐れもあるマンションなどの地下ピットの点検作業に注目。細長く多数の関節を備え、狭い空間でも柔軟な動きが可能なヘビ型ロボットが最適と判断し、国内有数のヘビ型ロボット研究者である同大の田中基康教授と共同で研究を始めた。RoPit開発後、戸建て住宅の床下点検でも活用することを視野に入れ、ミサワホームも参画して共同開発が始まった。

 ユカダイショウは、車輪の付いた小さなユニットを連結して進み、先頭ユニットを持ち上げて障害物を乗り越える。床下は、高さ400~500ミリと地下ピットよりも狭い空間に電気配線や給排水管などが敷設されており、区画間には人通口という更に狭い場所が存在する。そのため、全長は約1150ミリ、全高は約150ミリと、RoPitの全長約1650ミリ、全高約260ミリから縮小。RoPitは人間の操作が不要な完全自動運転だったが、ユカダイショウは無線による遠隔操作にすることで大きなセンサーを省き、防水機能も無くすなどして小型化を実現した。

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