一建設 オリジナル基礎一体打ち工法を開発 短工化と高品質化を実現 技術力問わず施工精度を確保
住宅新報 2025年11月11日 号 12面
飯田グループの中核企業である一建設は、住宅の基礎部分でベタ基礎の底盤と立ち上がり部を1回の打設で一体化する「ベタ基礎コンクリート一体打ち工法」の新工法「HT Base基礎一体打ち工法」と専用セパレーター金物を開発した。基礎工事の工期短縮と高品質化を可能にする一体打ち工法を、熟練の職人に頼らずに実現できるようにした。
「ベタ基礎コンクリート一体打ち工法」は、作業を1日で完了でき、打ち継ぎ部が生じないため、特に少数棟現場では工期短縮や基礎構造体の高品質化を見込める。ただし、深基礎など、根切りの深さによって型枠のレベル差に対応しにくいほか、型枠を支えるための消耗品の種類・数量が多く、資材コストや設置作業の手間の増加や、施工難易度の高さから、熟練者の感覚に依存する作業が多いといった課題があることから、これまで同社では導入が困難だった。
新工法は、専用セパレーター金物の採用によって、型枠の設置レベルの調整を可能とし、消耗品や型枠の種類を大幅に削減。職人のスキルを問わず、一定の施工精度を確保できるようになったほか、雨水やシロアリの侵入リスクも軽減できるという。

















