PLT グループで共同調査 間取りに家事効率化 世代間の住まいや暮らしの常識
住宅新報 2025年9月30日 号 10面
トヨタグループとパナソニックグループの住宅事業を担うプライム ライフ テクノロジーズ(PLT)と傘下の住宅3社(パナソニックホームズ、トヨタホーム、ミサワホーム)、ミサワホーム総合研究所は9月25日、注文住宅の購入から20年以上が経つオーナーと購入から5年以内のオーナーを対象とした、住まいづくりや暮らし方における世代間を比較した共同調査の結果を公開した。
ウェブ上のアンケートとグループインタビューを通じ、約20年以上を隔てた注文住宅の入居者調査を通じ、住まいづくりのスタンダードがどのように変化したかを明らかにする目的で実施した。
住宅購入のきっかけは、購入20年以上オーナー(シニア層)、購入5年以内のオーナー(ジュニア層)共に、最多は「子供の誕生、学校への入学」、次いで「従前の住宅の不便さがあったから」だった。一方、ジュニア層は「結婚をきっかけに」が3番目に多く、シニア層を18ポイント上回った。また、シニア層では7%だった「住宅ローンの金利や税制優遇措置があったから」は、ジュニア層では16%と9ポイント上回るなど、ライフステージの早い段階で住宅を取得している様子がうかがえた。
自宅の延べ床面積では、ジュニア層の最多は27~36坪未満(43%)、シニア層は36~46坪未満(34%)と、10坪程度縮小していることが分かった。
間取りについては、シニア層の住居はジュニア層に比べ独立和室、納戸、バルコニーが多く、ジュニア層の住まいは土間収納、ファミリークロゼット、パントリーなど家事効率化スペースが多いといった変化が見られた。
ライフステージを子供の成長の6段階に分け、それぞれの収納課題を聞いたところ、ジュニア層・シニア層共に子供の成長に伴い、衣類や靴の収納課題が増加する傾向が見られたほか、ジュニア層はシニア層に比べ、全般的に収納に困る傾向が高かった。
また、モノの共有については「家族との共有に抵抗ない」がシニア層は69%、ジュニア層は79%に上った一方、実際に共有しているのはシニア層は11%、ジュニア層は25%だった。そのうち、シニア層は子供との共有が65%を占め、夫婦間の共有は35%だった一方、ジュニア層は夫婦間の共有が64%を占めた。

















