大手住宅メーカー6月受注金額 戸建て注文3社が前年プラス 賃貸が好調維持 5社が二桁成長
住宅新報 2025年7月22日 号 10面

積水ハウスは、計画比では戸建て住宅、賃貸・事業用建物、リフォームのいずれも2%ほど上回るなど堅調に推移。展示場の来場者数は前年同月を7%ほど下回ったものの、計画の範囲内で進ちょく。ZEBやZEH―Mの普及促進でも手ごたえを感じており、比率も少しずつながら上昇傾向にあるという。リフォームは前月に引き続き、前年同期を二桁以上上回った。
マンションは前年同月を3割以上下回ったものの、元々供給数が限定的であることから、数値の上下幅が大きく出る傾向にあるほか、前年同月の業績が好調だったことによるハードルの高さや、物件の供給のタイミングの違いなどに起因しており、販売の進ちょく自体は堅調に推移しているという。
展示場来場や資料請求 前年同月上回り手応え
大和ハウス工業は、戸建て住宅以外の項目では、いずれも前年同月を二桁以上上回り着地した。戸建て注文住宅は、前年同月を下回ったものの、前年同月のハードルの高さによるもので、先々につながる展示場来場や資料請求などは前年同月を上回っており、6月としては比較的好調だったという。
一方、分譲戸建て住宅は、中国・四国や関東などの伸長などにより、前年同月を2割上回ったものの、「全体としては好調とは言い切れない」との見方を示した。賃貸住宅は、中心市街地での取り組み強化が奏功。前月に引き続き、高所得者の節税対策ニーズなども後押しになった。分譲マンションは、千葉県鎌ケ谷市の「ザ・レジデンス新鎌ヶ谷ターミナルフロント」(総戸数190戸)や、さいたま市の浦和駅前大規模複合再開発による「URAWA THE TOWER」(総戸数525戸)、大阪府摂津市の「プレミストタワー千里丘」(総戸数335戸)といった、他社とのJVによる開発物件が受注をけん引した。
住友林業は、賃貸住宅では5カ月連続で前年同月を二桁以上上回った。供給が限定的であることから前年同月比の数値が変動しやすいといった事情はあるものの、前月に引き続き、棟数・単価ともに関西エリアでの好調な受注を維持した。
旭化成ホームズは、集合は前年並みの水準を維持したものの、戸建て住宅が前年同月を下回った。
ミサワホームは、賃貸住宅が先月に引き続き、前年同月を二桁以上上回った。パナソニックホームズは、賃貸住宅が前年同月を5割上回ったほか、分譲住宅が3月から4カ月連続で前年同月を二桁以上上回り着地した。
ヒノキヤグループは、注文住宅で3月以降、4カ月連続で前年同月を上回ったほか、賃貸住宅では前年同月を4割近く上回り着地した。

















