LDカバヤ 岡山・美咲町で新庁舎竣工 地元産CLT材を採用
住宅新報 2025年6月10日 号 10面

食品メーカーのカバヤ・オハヨーグループ傘下で岡山を拠点に年間1200棟の戸建て住宅を供給しているライフデザイン・カバヤ(岡山市北区、窪田健太郎社長)が共同事業体に参画し、設計・施工を担った美咲町庁舎(岡山県久米郡)内の多世代交流拠点「みさキラリ」の庁舎がこのほど竣工し、同施設の工事が完了した。
庁舎(行政棟)・物産センター(産業交流棟)・生涯学習センター(生涯学習棟)を新築する同事業によって、これまで3カ所に分散していた施設を新庁舎に集約。ワンストップでの様々な行政サービスの手続きが可能となった。23年6月に着工し、24年5月に物産センター、翌6月に生涯学習センターが竣工していた。
人口減少を見据え「賢く収縮するまちづくり」を念頭に「シンプル・コンパクト・フレキシブル」をコンセプトに、設計面でも内外装の意匠としても極力無駄を省きつつ、多世代の町民が集う場として、使い心地の良さや機能性の充実を追求すると共に、曲線的なデザインの天井ルーバーに岡山県美咲町産材のCLT材を採用した。
また、将来の解体までのライフサイクルコストを意識して設計すると共に、天井高を2.4メートルに低くし執務スペースを旧庁舎の7割程度に削減することで、建設コストを大幅に削減。また、議場は、机をあえて固定しないことで、会議など他の用途への利用も可能な仕様とした。一方で、キッズコーナーや授乳室などを新設したほか、太陽光パネルや電気自動車の充電スタンドも設置した。

















