近藤建設、大宮に木と鉄骨の5階建てビル ファサードにCLT現し 木質感アピールと耐力を両立
住宅新報 2025年5月13日 号 12面

埼玉県で注文住宅のほかビル建設やリフォームなどを手掛ける近藤建設(埼玉県ふじみ野市、宇佐見佳之社長)は、さいたま市大宮区大門町にCLT(直交集成板)材を使用した混構造の5階建てテナントビルの開発を進めている。JR大宮駅から徒歩5分に位置する敷地338.95㎡に延べ1272.31㎡の鉄骨と木の混構造の5階建てを建設する。
大宮駅東口の再開発を契機にビルの建て替えを検討していた地元のビルオーナーがCLTパネルに関心を持ち、同社の住宅展示場を訪れたことから、CLTの採用も検討、22年に「(仮称)大宮区大門町テナントビル5階建てプロジェクト新築工事」を発足。23年度、24年度の2年間、林野庁のCLT活用建築物等実証事業に採択され、24年10月に着工した。環境に配慮している点と、周辺に木造のビルがないといった希少性、駅近接の立地の良さもからコストの改修が見込みやすかった点などが、採用の決め手になった。
近藤建設はこれまで多岐にわたる施設の施工実績を持ち、県内を中心に保育園やクリニックなど、大型木造施設を多く手掛けてきた。食品メーカーのカバヤ・オハヨーグループ傘下で岡山を拠点に年間1200棟の戸建て住宅を供給しているライフデザイン・カバヤ(岡山市北区、窪田健太郎社長)が18年4月に設立したCLT材のフランチャイズ組織「日本CLT技術研究所」にも加盟しており、同研究所の幹事会社のライフデザイン・カバヤが意匠設計を担当した。

















