旭化成H 大和久新社長スタート「選ばれ続ける企業を築く」 国内住宅の持続的成長へ
住宅新報 2025年4月8日 号 10面

「25年に向かって売上高1兆円、利益1000億円の達成を使命とした」という川畑会長は8年前の社長就任を振り返り、「予想もできないコロナや戦争、資材価格の高騰など多くの変化があったが社員一人ひとりがしっかりと努力、成長し、達成できるところまできた」とした。自身の経歴と「重なる部分が多い」という大和久新社長について「人柄、リーダーシップ、芯の強さを持っている。ここ数年、請負事業が最も苦しい中、中心となり高付加価値化にカジを切り、コロナ前を上回る業績を達成した」と評した。大和久社長も〝売上高1兆円〟を「当時、多くの社員にとって、想像を超えた数字だった」と振り返り、川畑会長を〝有言実行の人〟と評した。自らも「その姿勢を大切にし顧客から信頼され、選ばれ続ける企業を築いていきたい」と抱負を述べた。
大和久社長は、国内住宅事業の持続的な成長と人材育成に注力したい考えを示し、「グループ一体となって事業間の連携を強化しつつ、更なる価値を提供していきたい。今後は自ら考え、フォローして変化に対応していく人材を育てることが必要不可欠となる。失敗を恐れずチャレンジできる環境を整え、努力と成長を全力で支援していく」と述べた。
また、「各事業間の隙間にはまだできていない、やっていない事業がたくさんある」との認識を示し、「2030年に向けては新たな事業などの創出に向けて様々な模索をしていきたい」とした。
都市部の土地仕入れ起点に投資を積極化
今年度を初年度とする次期中期経営計画では、海外事業、開発事業の成長を第一に据える。開発事業では、今年度から、旭化成不動産レジデンスから旭化成ホームズに移管。リスクを取りつつスピード感ある経営判断を進めていく考えだ。
また、3月にはTHEグローバル社と業務資本提携を締結した。これまで注力してきた、地権者との合意形成を伴うマンション建て替え事業などに加え、今後は「土地の仕入れを起点に積極的な投資を行う。THEグローバル社は、都市部における土地の仕入れに強みがあるので、共に模索していきたい」とした。

















