日鉄興和不 三井Hの木造マンション採用 大岡山にZEH仕様の賃貸29戸 草屋根テラスで屋上緑化も
住宅新報 2025年3月11日 号 16面
三井ホームが同社の木造マンション「MOCXION」の技術仕様を基に設計施工を請け負い、日鉄興和不動産が東京都目黒区に開発した同社初の木造賃貸マンション「リビオメゾン大岡山」(総戸数29戸)が3月16日に入居開始する。
東急目黒線・大井町線大岡山駅から徒歩10分、東急東横線都立大学駅から徒歩12分に位置する敷地657.65㎡に、29.21~53.13㎡の1DK~2LDKからなる延べ1491.01㎡の地上4階地下1階建て。地下1階はRC造、1~4階の4層が木造枠組壁工法(ツーバイフォー)の混構造となる。
BELSの「ZEH―M Oriented」の認証を取得すると共に、最上階には草屋根テラスを設けることで、屋上緑化を実現。植物の蒸散効果によって天井側にこもりがちな暑さの軽減などによって、屋外環境からの影響を緩和。断熱性能と合わせて省エネルギー効果を見込む。こうした取り組みにより、国土交通省から2023年度の「有料木造建築物等整備推進事業」に採択された。
また、エントランスの壁面や各住戸のインターホンパネル・室名札パネル、居室内の棚板のほか、最上階の住戸には、壁・天井面のクロスなど、随所に天然木を使用。同社と縁の深い日本製鉄北日本製鉄所の所在地・岩手県釜石市のFSC認証林から伐採した木材などを採用。スギの木544本分相当の炭素(275トン)を固定化することで、同規模のRC造マンションとの比較でCO2排出量を約40%以上削減する。
賃料は月額14万2000~26万円(管理・共益費別途)。なお、1戸を宿泊体験型住戸「ONE・LAB・CASE大岡山」とし、「サステナブル」をコンセプトに入居体験を提供する予定。体験型住戸の設置は南砂町の同社賃貸物件に続き2棟目だ。
今後も敷地条件が合えば、木造マンションの採用を検討する考え。




















