室内環境の改善効果を可視化 リクルート リノベ4社と 省エネ改修マンションで計測
住宅新報 2025年3月4日 号 6面

リクルートの調査機関であるSUUMOリサーチセンターは、パートナー会社4社(エフステージ、リノベる、インテリックス、MUJI HOUSE)と連携し、「IoTセンサーによる室内環境の測定」実証実験を行い、中古マンションの断熱改修による温熱環境の改善効果などを可視化した。
23年の国土交通省「次世代住宅プロジェクト」第1回事業者に採択されたリクルートの取り組みで、室内環境の快適度を定量的に評価するため、既存集合住宅の省エネリノベーション工事の前後にIoTセンサーを設置。室内外の温熱・音環境を計測、数値化し、住まい選びの新基準となることを目指すもの。同社が東京大学山崎研究室及び北海道大学北垣研究室、フューチャースタンダードと4者で共同開発したセンサーを使用した。
同実験から、省エネリノベーションを実施した関東の中古マンション(25年1~2月調査)の保温性や防音性が示された。具体的には、リノベーションマンションブランド「ARISE」で実験したエフステージの場合、省エネリノベによって「室内の温度低下を38%削減できた」とし、季節を問わず温度変化の小さい安定した室内環境を維持できるとの考えを示す。

















