脱炭素化や建築基準法改正の追い風 木造の事業領域拡大へ NLT活用でBtoB、狭小地対応も
住宅新報 2025年2月25日 号 22面
三井ホームは2月に一般流通材を活用した木質コンテナ商品「NLTコンテナ」(写真㊤)の本格販売を開始した。ツーバイフォー(2×4)材を小端立てにして積層し、釘で接合形成したNLTパネルを採用した、木造枠組壁工法によるユニット。グランピング施設の客室や事務所、展示会ブース、店舗施設などの用途を想定している。
NLT材は、ひき板を接着材で接着するために専用の製造機が必要なCLT(クロス・ラミネイテッド・ティンバー=直交集成板)材に対し、工場や場所を選ばずに施工が可能でき、そのまま耐力壁や床などの構造体に使用できるのが特徴だ。同社の木造マンションブランド初弾の5階建て賃貸マンション「モクシオン稲城」(東京都稲城市、全51戸)にも、一部の床根太に国産材のNLTパネルを採用している。
「NLTコンテナ」は、トレーラーで運搬できるほか、工期は1週間程度と大幅な工期を要することなく、手軽さと強度の高さを両立した。また、NLTパネルをボルト・ナットで接合するため、躯体のダメージを軽減しつつ容易に解体できることから、パネル・コンテナ単位での再利用も可能だ。


















