BXカネシン 中大規模木造対応へラボ新設 検証実験の請負を加速
住宅新報 2024年11月12日 号 12面
文化シヤッターを擁するBXグループで木造建築に特化した金物メーカー大手のBXカネシン(東京都葛飾区、二村一久社長)は11月1日、同社敷地内の開発実験センター「B―Lab(Bラボ)」で中大規模木造建築の「MP木造見学会」を実施、プレカット事業者やゼネコン、工務店などから44人が参加した。
同社は今年6月にBラボを新設。多様な用途に対応できる中大規模木造建築の普及に向け、商品開発や独自工法に挑むハウスメーカーやビルダーなどからの高耐力壁や共同開発など接合金物などの依頼試験を請け負ってきたが、従来規模の施設の対応規模を超える大型の建材や金物を使用するケースが出ていたほか、依頼試験の件数が従来の施設容量を上回っていたことから、実験棟の新設によって、施設のスペックの向上と全体の施設拡充による実験のスピードアップを図る。
「Bラボ」は12メートル×19メートルの延べ313.91m2の無柱空間を擁する木造平屋建て。中大規模木造建築物向けに規格化した同社オリジナルの引張接合システムや高耐力柱脚金物、梁の内部に収まる梁受金物などのほか、来年の発売を目指している、屋根構面に使えるブレース受けの金物の試作版を採用。中大規模木造建築物の技術を結集すると共に、商品の金物展示コーナーを設けるなど、実際に建築物を確認できる機会の創出を図った。更に、試験機の公開など、実験を身近に体験できる機械の創出を図り、公開実験を併せた見学会の実施に至った。


















