パナソニックH 多層階対応に新商品 寒冷地ZEH基準上回る断熱性 「東京ゼロエミ」基準強化に対応
住宅新報 2024年9月10日 号 10面
「ビューノ」は、最大9階までの対応に加えて、15センチピッチでの設計による土地の有効活用の最大化を手掛けており、都市部の賃貸住宅や賃貸併用住宅、店舗併用住宅などに特化している。東京・神奈川を中心に23年度までに累計約5600棟を販売。東京都が30年の「カーボンハーフ」や50年の「ゼロエミッション東京」の実現に向けて、19年度に開始した現行の「東京ゼロエミ住宅」において、23年12月末までに最高の「水準3」を取得した非木造集合住宅530件のうち、124件を供給した。
一方、東京都は同制度の補助金額の引き上げに伴い要求レベルを強化。北海道でのZEH基準のUA値0.40を超えるUA値0.35以下の断熱性能と、ZEHのエネルギー削減率20%を大幅に上回る省エネ性能を要する「水準A」を新設した。
「NEWビューノ」では、断熱材にこれまでのロックウールよりもグレードの高いフェノールフォームを採用することで、熱貫流率(U値)を39%低減すると共に、外壁通気口などの孔加工によって、40%軽量化し、施工効率の向上を図った。これらの刷新によって、これまで「水準A」相当への対応が難しかった1階や最上階でも断熱性能向上のハードルが下がり、全住戸における「水準A」の取得が可能になった。また、住宅性能表示制度の断熱性能等級6にも対応可能とすることで、太陽光発電設備を搭載した場合で年間5.4万円の光熱費軽減、同設備なしで年間4万円の軽減を見込む。


















