ポラス 草加でペット共生型リノベ 情報開示から実質1週間で成約
住宅新報 2024年8月27日 号 10面
ポラスグループの中央住宅は、埼玉県草加市での分譲マンション「藤和シティホームズ草加松原」(2007年竣工、総戸数40戸)の1室を「愛猫と過ごす」をテーマにペット共生住宅として改修し、7月中旬の工事完了から1カ月弱で成約に至った。
ペットとの共生をコンセプトに据えた住宅供給は、グループで土地活用を担うポラスグランテックが22年7月に小型犬に対応した賃貸併用住宅(全4戸)を請け負うといった、賃貸物件における供給実績はある一方、買取再販事業でのペット共生型物件の供給は今回が初めて。
東武スカイツリーライン獨協大学駅から徒歩10分に立地する5階建ての2階に所在する64.55㎡の南向き2LDKを2カ月で改修した。販売価格は2980万円(税込み)。
もともとペット(体調50センチ、体重10キロ相当までの犬猫)の飼育が可能な物件だったことから、ターゲットをペットがいる、もしくは飼育を検討しているDINKS層に定め、ペット対応型の部材を随所に採用した。
猫や小型犬の足腰に配慮し、滑りにくい表面仕上げを施し、傷や汚れがつきにくい機能を備えたリフォーム専用床材を採用すると共に、クロスには、一般のものより傷がつきにくく破れにくいほか、生活臭の消臭や、水滴をはじき壁紙表面からの汚れ浸透の軽減などの機能を備えたものを採用した。
また、リビング壁面にはマグネット仕様の壁パネルと磁力でパーツの取り外しが可能なLIXIl社のキャットウォーク「猫壁(にゃんぺき)」を採用した。更に、リビングの収納をつり収納に変更し、収納下部にはペットベッドやゲージの設置や、フードコーナーとして使えるスペースを設け、就寝時や来客時には目隠しもできるロールスクリーンを備えた。
7月の竣工後に本格的に開始した情報公開からは実質1週間程度で成約した。人間・ペットの双方にとっての快適性に加え、マグネットを活用しギャラリーや掲示板にも利用可能な「猫壁」の採用や収納面など、ペットがいない世帯にとっても使い勝手の良さを訴求したことも、早期成約につながったと見られる。
買取再販事業におけるコンセプト型の物件への改修は今回が初めて。今後も、エリアの特性やニーズに基づき、同様のコンセプトでの実績を重ね、ブランディングを目指すと共に、音響配慮といった、注文住宅のノウハウを生かした新たなソリューションの開発・提供を進めていきたい考えだ。




















